引き戸ロック後付けの注意点と費用相場
既存の引き戸に、後からロックを取り付けることは可能なのでしょうか。結論から言うと、多くの引き戸には後付けでロックを取り付けることが可能です。ただし、引き戸の種類や構造、取り付けるロックの種類によって、注意すべき点や費用が異なります。まず、引き戸の種類ですが、木製引き戸、アルミ製引き戸、ガラス引き戸など、様々な種類があります。木製引き戸やアルミ製引き戸には、比較的容易に後付けロックを取り付けることができます。一方、ガラス引き戸には、専用のガラス戸錠が必要となり、取り付けには専門的な知識や技術が必要となる場合があります。取り付けるロックの種類も、面付け錠、掘り込み錠、内締り錠など、様々な種類があります。面付け錠は、比較的簡単に後付けできますが、防犯性は他のロックに比べて低い場合があります。掘り込み錠は、防犯性が高い反面、取り付けには加工が必要となり、DIYでの取り付けは難しい場合があります。内締り錠は、室内側から施錠するタイプで、プライバシー保護や子供の安全対策に有効です。費用相場ですが、取り付けるロックの種類や、業者に依頼するかDIYで行うかによって大きく異なります。DIYで行う場合は、ロック本体の費用と工具代程度で済みますが、業者に依頼する場合は、工賃が加算されます。面付け錠であれば、数千円程度でDIYで取り付け可能ですが、掘り込み錠やガラス戸錠の場合は、業者に依頼すると数万円程度かかる場合があります。